CAは離職率が高い!?客室乗務員が辞職を選ぶ主な理由を書いてみる

 

日本では『客室乗務員』と聞くと、華やかでお給料が高く、海外を飛び回る夢の職業。

・・・なーんていうイメージがいまだに残っていますよね。

 

確かに昔に比べたら『肉体労働』として認識されていますが、今でも知り合いがCAだったりすると、『お給料良いんだろうな』『モテそう』『カッコいい』このような声は聞こえてきます。

 

男性にチヤホヤされるのも、正直事実です。

彼女や奥さんがCAだと、自慢に思う男性は声に出さなかったとしても実際には多いと思いますよ。

 

CAブランド

 

これは、誰が何を言おうと、どれだけアンチがいようとも、はっきり言って間違いなく存在します。

 

それは、私のような底辺でもヒシヒシと感じていたのですから、当然CA側も確かに認識しているはずです。

事実、あの倍率の選考を勝ち残ってきたのですから、多少自分に自信があってプライドが高いのは当然でしょう。

なので、やっぱりCAというのは、自分の職業に誇りを持っている方は多いですよ。

 

・・・ただ、これはこの職業に『向き・不向き』とは全く別の話になります。

 

実は客室乗務員って、離職率がものすごく高い職業なんです。

ご存知でした?

 

会社名は言いませんが(笑)、日本の大手だって全然他人事ではありません。

実際、毎年たくさんの人数を採用しているということは、それだけ辞めている人がいるということでもあるんですよね……
※もちろん、企業拡大のための増員ということも1つの理由ではありますが。

 

ではなぜ、こんなにも倍率が高く、夢の職業を勝ち取った者達が、次々に辞職を選んでいくのか。。。

 

ハッキリとは断言できませんが、それには理想と現実のギャップが関係しているかもしれません。

そこで今日は、CAのよくある退職理由をご紹介しますね。

※よくあるってだけで、全ての人には当てはまるわけではありません。
イメージや憧れでCAを目指している方、また、考え方によっては非常に面接に役立つ情報だと思いますので、大いに活用していただければと。

CAの人間関係(女社会)

これが最も多い理由でしょうね。。。

外資はともかく、日系はまだまだ『女性の職場』です。

綺麗で仕事ができる人も多く(元綺麗も含む)、一つのことに時間がかかったり、いつまでたっても同じ失敗を繰り返してしまうようだと、徹底的に潰されます(笑)

 

特に。

 

とっても可愛くて、ゆっくり・おっとりしたようなタイプの新人ちゃんだと、狙われる可能性高し。爆

 

フライトは時間が限られているので、ゆっくり仕事されると責任者側(要はお局側は)とても困るのです。

 

そして。

綺麗な人が多いということは、新しく入ってくる子たちも綺麗な子が多いわけで・・・(笑)

 

かつての自分の姿にプライドをお持ちの先輩が、自分よりも一回り以上若く、かつてのご自分と同じくらい綺麗な子を見ると・・・・・・

。。。。っとなることもよくあります。(笑)

 

しかしながら。

仕事内容自体は体力・決断力・行動力が勝負ですので、サバッサバした方は本当に多いですね。

そうじゃなきゃ仕事が終わる前に着陸してしまいますので。爆

 

人によっては、下手に男性がいる職場よりもやりやすいって方はいると思いますし、得意な人は得意だと思います。

が、苦手な方は精神病むくらい苦手かと。

 

同じことをしても、虐められるタイプとそうでないタイプに分かれたりもします。

これはその人材が『綺麗』『可愛い』『そうでない』関わらずに発生することなんです。

 

綺麗だからって狙われるわけでも、可愛いからって狙われるわけでもない。

これはもう本当に相性ですね。。。

いわゆる適正と言われるものなんですかね。

 

ただ、はっきり言って『人間関係』はどこの職場にもありますし、CAを辞めたからといって次の職場ではうまくいく保障はありません。

どうせこの『人間関係』が原因で退職するのであれば、うまくいかなかった『理由』をはっきりととらえてから退職しましょう。

でないと次の職場でも同じことを繰り返してしまうかもしれません・・・

 

保安要員>>>>サービス要員

これも『理想』と『現実』の差が大きいところですね。

 

客室乗務員職の一番の使命は、『接客』ではありません。

保安要員であることが、CAの最も重要な任務なんです。

ですので、晴れて空を飛ぶまでには、厳しい訓練を乗り切る必要があります。

 

『声を張るのが恥ずかしい』とかなんとか言っちゃう訓練生、中にはいるんですが、こういう方は、現場・年に一度の訓練で確実に潰されるようになっていますので、同期に不信感を抱いている方は安心してください。

テレビでたまに面白おかしく放送されることがあるので(笑)、これも原因の一つかもしれませんね。

でも視聴者(つまり旅客)は、飛行機の墜落現場や事故の詳細、人間の体が事故の衝撃を受けるとどうなるか、その具体的な惨事を見たことも勉強したこともありません。

彼らが笑っていられるのは、彼らの知っている航空機が『安全に守られている』と信じ切っているからです。

どうぞ笑わせてあげてください。

 

しかし、あなたはCAなのですから、のんきな旅客を守る立場にいます。

『恥ずかしい』じゃダメなんですよ。(笑)

出来なきゃ空を飛べないまでです。

 

また、訓練だけでなくCAを悩ませるのが、『保安』と『サービス』のバランスを考えること。

 

例えば・・・

あまり機内が揺れていない状態で、赤ちゃん連れのお母さまが床に赤ちゃんを寝かせていたとします。

あ~・・・あれダメなんだよな・・・

赤ちゃんはスヤスヤ気持ちよさそうに寝ていて、お母さまもようやく一息つけそうです。

そこへ。

機長から『これからちょっと揺れるかも~』との連絡が。

 

・・・どうしますか??

 

はい。

スヤスヤ寝ている赤ちゃんを泣く泣く起こして、お母さまにしっかり抱っこしてもらわなくちゃダメです。

高い確率でお母さまは溜息をつくでしょう。

赤ちゃんもギャン泣きしてしまうかもしれません。

周りの旅客もイライラする可能性だってあります。

 

・・・でも。

この機長の予想した『ちょっと揺れる』が『人が浮くくらいの大きな揺れ』だったらどうするんですか?

 

タービュランスというのは、パイロットでも予測できないことが頻繁にあります。

この前デルタ航空でも、シビアタービュランスでカートがひっくり返ってましたよね。

 

 

もしこれが突然発生した時、赤ちゃん、床に寝ていたままだったら・・・

頭が飛行機の天井に刺さってしまうかもしれませんよ?

 

事実、そうやって首を折ってしまい、下半身不随になったCAは存在するのです。

 

だから客室乗務員は、どんなに言いにくい状況でも、必要と判断されたら強く『NO』と言わなければいけないんです。

 

だって、保安要員で乗務してるんですから。

 

そして、ほとんどは『重大な事故』になりません。

リスクを事前に回避しているのですから、その賜物と言ってもいいでしょう。

 

・・・ですが、旅客にそこは伝わらないんです。

もちろん、ただ『ダメです』と言うだけじゃなく、きちんと理由を説明するのもCAの仕事。

 

しかし、中にはどんなに丁寧に安全の説明をしても納得してくれない方はいます。(結構います(笑))

『悪者』として映るだけ。

 

・・・この葛藤が予想できますか?

 

CAをする限り、言いたくないことも言わなければいけないことが必ずやってくるんですね。

それは、快適な空間を作り上げ、お客様を満足させる以前に、旅客の安全を守る使命があるからです。

この葛藤は、CAの精神をかなり苦しめているひとつの理由だと思います。

 

体力体力体力体力体力

これはですね。

本当、私も予想外でした。

まじで疲れる。

体力には自信があったのですが、とにかく疲れる。

 

国内線の場合は一日に何本(私の場合は多くて4便)も飛びますし、何回も離着陸を繰り返す。

国際線の場合は一本にいろんなサービスを行うため、息をつく暇は無い。

 

ご飯を自分のペースでゆっくり食べらるなんてほぼないですし、食べてる最中に横で旅客が白目向いて倒れるとか、しょっちゅうだったので、ずーっとバタバタしていました。

10時間のフライト。。。

旅客にとってはつらく長い時間ですが、CAにとっては大した長さじゃないです。

むしろ後半は時間が足りなさ過ぎて泣きたくなります。

突然白目向いて倒れる旅客も普通にいますし、貴重な休憩どころじゃなくなるのは日常茶飯事です。

フライト中、ずーっとバタバタできる体力が必要。

体力無い方はCAの仕事は無理です。本当に。

絶対に続けられないですよ。

 

 

VS 旅客のストレス

日系は特に、よくあります。

日本のサービスは素晴らしいですよね。

本当に。

痒い所に手が届く。

ですが。

これは現場の犠牲の上に成り立っているんです。

 

やってもらって当たり前。

これは日本人ならではの『お客様は神様主義』で、もはや国民性です。

 

今でこそ『お客様は神様』なんていう方は少ないですが、実際に日本人ほど神経質な国民はいませんし、CAもその高いサービスレベルを求められています。

しかも、最低限の人数で。

 

旅客が外国人だけだと、妙に安心してしまうのもCAあるあるだと思いますよ。

 

外資系の航空会社は、同じような旅客数でも、乗務している人数が多いのです。

そして男性の力が多々あるのも非常に大きなポイント。

 

日系では、少人数のCA、しかも最近は少しづつ増えているとはいえ、まだまだほとんど女性の力だけで重いカートなどを操作しながら、難しい旅客のクレームに対応しながら、それでも保安のレベルは下げちゃいけない。

 

CA

やってられん!!!!!!

 

と。

叫びたくなることは何万回もありました。

 

責任の重さ

旅客の快適性をとれば安全性が失われる。

安全性だけを考えていると、旅客の快適性が失われる。

高いサービスレベルを求められながら、完璧な安全性を求められる。

矛盾する二つの重要な要素の中で葛藤しながら、一瞬一瞬に物事を決断しなくてはならない現場。

 

・・・その中で、なにか判断を間違えて、それが重大な事故につながったら・・・?

 

さっきの例で上げますが、もしあの赤ちゃんが天井に頭を打って、取り返しのつかない状況になってしまったら・・・?

場合によっては、会社が守ってくれることもあるでしょう。

何度説明してもCAの言うことを聞かない旅客も(たくさん)いますから。

・・・が、その対応に当たったCA自身は何を思うでしょうか・・・?

『自分がもっと強く言っていれば・・・』
『自分がしっかり説明できていれば・・・』
『自分の対応に間違いはなかったのか』

ここにきて重さを感じる、『旅客の命を預かっている』という責任です。

 

外部から向けられるイメージと窮屈さ

世の中には『花金』という言葉がありますよね。

金曜日の仕事終わりには、仲の良い同期とそのまま一緒に飲みに行く!!!

 

・・・これ、CAはそんなに簡単にできません。爆

ご存じのとおり、CAは特徴的な髪形、化粧をしていますし、持ち物や見た目から、制服を着ていなくても『CAっぽいな』と判断されることが多いです。

で、そのまま居酒屋に行くと、後日、会社から呼び出しがあり・・・

 

CA

○○さん、この前この居酒屋に行かなかった?CAがお酒を飲んでいたと会社にクレームが来てるんだけど。。。

 

( ゚Д゚)!!!???

 

CAの見た目をしている限り、電車やバスの中で居眠りだって油断できません。

会社のことや旅客のことを何一つしゃべっていなくても、「イメージと違う」という理由から、クレームになることもあります。

バスで寝ていた。電車に座っていた。空港内で笑顔で食事をしていた。

制服や特徴的な髪型・メイクをしていなければ、何ひとつ問題ない事でも、「CAなんだからダメ」という世間様のイメージが、残念ながらあります。

これは消防士や救急隊員に似たものがある気がしますね。

 

最近では、飲酒問題で現場全体が連帯責任対応を求められてますよね。

これ、私の現役の友人に聞いたのですが、ステイ先にCAやパイロットの動向を監視している人もいるらしいです。怖

この環境は、窮屈以外の何物でもないですよ。(というか、この対応は会社の責任だと思いますが)

 

これ、現場に禁酒を命じているお偉い方々なども、ちゃんと同じように禁酒しているんですかね?

連帯責任って、そういうことだと思うんですけど。

 

とにかく、CAはこういう点でも窮屈観を感じることが多々あります。

※私は個人的にこういうのが本当に嫌だったので、スーツケースは会社に置いて、最小限の荷物を持ち、空港の一番ガラガラの化粧室(穴場だった・・・)でカジュアルな服装に着替え、メイクも落として退社していました。爆
出退勤の服装もカジュアルすぎると怒られますので、毎回二着持ってましたね笑

 

待遇が仕事内容に見合っていない

私はそんなに文句はありませんでしたが、人によっては『この犠牲に対し、この待遇はおかしい』って考える方はいます。

航空会社、特にCAに関しては、大手だから待遇が一番良いとも限りません。

子会社のほうが融通がきいたり、複業OKだったり、実は手取りが多かったりと、案外あるんですよね。

あと、LCCだからと言って待遇が悪い、とも限りません。

なんにせよ、これも人によりますが、『CAは高級取り』というのは今や正しい認識ではないですね。

 

その他の理由

結婚、出産を含む、その他やむを得ない理由などですね。

この理由は、とくにCAという職業が嫌になったわけではなく、環境的に無理になったということです。

 

 

まとめ

全くもってCAに限った事ではありませんが、『仕事』とは甘くないもの。

客室乗務員という職業は、そのイメージがあまりにも華やかであり、もてはやされている部分が少なくとも日本ではまだまだあります。

ですので、そのイメージ、つまり理想と現実のギャップが非常に激しいんです。

CAの仕事内容をあまり予想しておらず、覚悟がないままポンポンっと合格してしまった方なんかは特に、この事実が受け入れられない事が多いんですよね。

 

・・・で、退職を選ぶ人達が続出するわけです。

まあ、もちろんそれだけじゃないんですけど…

 

今、どちらかというと『CAブランド』に目がいっている受験生の方は注意してください。

なんとなーくイメージが良いからCAなりたい、とか、飛行機の中で会ったCAがとっても綺麗でずっと憧れてた、とか。

彼女達の笑顔の裏には、とんでもない重労働と責任、精神的なプレッシャーが隠れているのです。
※それを顔に一切出さないのも仕事です。

普通にハッピー!CA大好き!!この仕事は天職!!!と常時思っているCAは、限りなく少数派だと思いますよ。

 

あと、案外仕事が続くタイプは、

CA

社員チケット使えるし、旅行めっちゃ行けるなー♬

という、CAの利点だけを目的とした、仕事に興味のないタイプ。爆

 

このタイプは、仕事を仕事として完っっっ全に割り切っているので、クレーム旅客の暴言にいちいち傷付いたり、しょうもない社内の派閥に振り回されたり、真面目過ぎて鬱になってしまうことや、パンクしてしまうことがあまりありません。笑

仕事はキチンとしますよ。プロですから。

 

ただ、福利厚生だけが目的ですので、愛社精神は断トツに低いことが多いのも特徴です。笑

 

一番本人にとっても会社にとっても良いのは、バランスが取れた人材でしょうね。

そこそこ愛社精神もあり、そこそこ面倒な事も流すのが得意で、理想と現実のギャップに上手く対応できるタイプって言うんでしょうか…

楽天主義な方はわりと向いてると思います。

参考までに^^

 

 

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