現役CA・パイロットが、最小限のリスクで現場の悲鳴を発信する方法を考えた。

最近航空業界のSNS界隈が揺れていて、一個人として、本当にファンだった方が発信を辞められてしまったのがめちゃくちゃショックでした。

ただ、実際問題、会社員×組織、という構図になると、やはりこういう問題は多いのかなと思います。

 

発信者だって、業界は変えたい(変わって欲しい)けど、生活だってもちろん大事。

日常が壊れるくらいならリスクは取らない、という判断をされるのは致し方ありません。

 

そして、こうやって現場の貴重な声を抑え込み続ける結果、会社はどんどん悪い方向に進むのかなーと。

なので今回は、Twitter上でリスクを最小限に抑え、現役陣が現場の叫びを発信する方法がないか考えてみました。

 

 

日本企業が構造改革をするとき

意味不明な謎ルールで現場を極限状態まで追い込む日系企業のやり方が、そう簡単に変わることはありません。

 

段々と良くなってきている傾向にあるのかな?

うーん微妙・・・

・・・みたいな感じだと思います、現状。

 

現場が声を上げていないのか、と言えばそうでもなく。

どちらかというと、今まで勇気のある方々が声を上げているのにも関わらず、変わらないのが日本の企業なんだな、というのが私の意見です。

航空会社に限らずですが・・・

 

自分がリスクを取って発信しても、何も変わらない。

だから黙って従おう。

これも一つの手ではあるし、この選択を責める人はいないでしょう。

それでも、誰かが勇気を出して現場の悲鳴をあげ続けることは、やっぱ大事だと思うんですよね。

声を上げなければ、絶対に変わることはないので。

 

どうすれば良いかな~と、色々調べているうちに、日本の組織のルールが変わるとき、ある一つの共通点があるのでは?と気が付きました。

 

それは、外部からの圧迫です。

 

 

情けないとしか言いようがありませんが、現実問題、変わってくれるならそれでもいいよねって話で。

残念ながら、「外部からの圧迫」こそが、内部の声を聞かない今の日本がようやく変わる、唯一の仕組みだと思うんですよね。

 

実際にこういう形で変わっていった例を挙げると・・・

 

例えば低用量ピルとかそうですよね。

日本では1998年にできた「バイアグラ」は、半年という光の速さで認可されたのに対し・・・

1955年に作られ、海外では当たり前に「女性の権利」として使用が認められていた低用量ピルが認可されたのは1999年。爆

認可された理由は、40年経っても未だに日本人女性に避妊の権利を与えないと、世界中から後ろ指をさされたからです。

日本国内で女性がどれだけ声を上げても変わらないから、世界に圧迫してもらった形ですね。

※それでもまだ避妊用のピルの多くは2019年になった今でも認可が下りていません。
普通に考えて先進国とは思えない事態ですので、闇の転売ヤーが出てきても日本は文句言えませんよね。

 

あとは「ブルマ」の廃止とかもそうですね。

あの恥ずかしいブルマーはなぜ日本中の学校で強制されていたのか?

 

女学生が「嫌だ!!」と言っても変わらなかったこの「ブルマ」は、世間から「性差別だ」と責め立てられることで、ようやく廃止することが出来ました。

 

日系企業は内部の声は聞かないけど、外部からの圧迫には弱いのです。

 

であるならば、外部が航空業界の内情について、「いや、それは空の安全を守るクルーがさすがに可哀そうでは?」「クルーがそんな待遇だったら、安全が保たれないのでは??」

と黙っていられないようにすれば、航空業界も多少は変わるのではないかな?と思ったんですよね。

 

あのカネカの炎上のような形です。

「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

 

・・・で、やっぱこういう事を発信していくには、内部の声をガンガン上げるしかなく・・・

でもその方法が「ストライキ」になると、どうしても無実の人にも迷惑が掛かってしまう。

そして何より、組織の中に所属したまま声をあげること自体が、その本人にとってリスクである、と。

 

カネカの方だって、退職したから声をあげられただけであって、会社に残るために泣き寝入りになっている人って本当に多いと思うんです。

ではどうすれば・・・?

 

現場の悲鳴を上手に伝えているのはどの業界?

そこで見本にできるのではないか?と思ったのが、この界隈。

私が今、とても上手に現場の声を発信しているな、と感心しているのが、「教員界隈」です。

 

このアカウントは、DMで送られてきた悲惨な現場の声をそのままツイートする、という趣旨で、アカウント運営者がその声をまとめています。

 

現場の声は様々なところからDMで届くので、その悲鳴の主は絶対に公開されません。

可能性は限りなくゼロに近いですが、万が一、そのDM内容が公開された場合でも、通常の個人運営アカウントにもきちんと身バレの防止線を貼っておけば、おおよそ、リスクゼロで現場の声が発信できます。

 

このアカウントは、先月立ち上がったばかりですが、恐ろしい勢いで現場の過酷さが拡散されていますよね。

遅かれ早かれ、SNSに目を光らせて、社員に圧をかけようとしている上層部の目には「警戒アカウント」として留まるでしょう。

そしてこのアカウントがどんどん有名になれば、外部からの目がどんどん厳しくなり、ここに掲載されることを学校側が嫌がるようになり、気を付けるようになるかもしれない。

世間からの目が光り始めるし、いつ、学校名を晒されるか分からない。

匿名であっても、自分の学校のことが書かれていれば、内部には絶対わかるはず。

今の世の中だ、学校名を晒される前にこの制度はさすがに辞めておこうかな、と。

こういう「外部からの圧迫」が組織に加わることが大切なのではないかなと思うのです。

 

実は、これに似たシステムはブラジルにもあります。

それが、苦情掲示板こと「Reclame aqui」。

 

ここには、あらゆる場所で納得のいかないサービスを受けたクライアントが、その「詳細」を投稿します。

ブラジルに限っては、ほとんどの場合、店舗側に大きな落ち度があるのと、毎日大量のクレーム案件がそこら中で発生し、ブチ切れているブラジル人から毎日大量のアクセスがあるので、そこに名指しでクレームを入れられた企業は、秒で対応してくれます。(笑)

 

店舗に直接クレームを入れても平気でシカトするブラジル企業も、このサイトに名指しでクレームを書かれることは死活問題になるからです。

逆に、第三者から見ても明らかに非常識なクレーマーだった場合、店舗側の主張が認められることもあります。

そのクレームを入れた顧客への対応方法もユーザーの判断基準になるので、このサイトは非常に公益性の高いサイトと言えますよね。

日本よりも「口コミ社会」のブラジルでは、今日本で問題になっている「レビューサイトサクラ問題」はあまり通用しません。

 

限界teachersの会のツイートでは、マジで酷い現場の実情が流れているので、このヤバさが「名指し」で晒されると、学校側にとって脅威になりますよね。

これがもし、個人が運用するアカウントであれば、本人に学校から圧がかかったりパワハラや不当解雇になる可能性もあるかもしれませんが・・・

 

このアカウント運営者は、言ってしまえば「日本中の教員現場の悲鳴を集めているだけ」ですので、特定の学校を批判しているわけでもないことから、運営者を名指しで特定、圧をかけることは非常に難しいと思います。

 

身バレしたところで、この人を潰しにかかった人の方が非難対象になるでしょう。

 

これは航空業界でもマネできるのではないかなーと。

 

特にパイロット系の発信を見ていると、エグイなぁ・・・と思うことが多いので、この辺は退職者や身バレしても問題ない人がアカウント運営すれば良いのではないかなと思います。

 

現場の声をあげることは、空の安全を守るためにも必要だと思います。

特に、現場での職務内容が100%安全業務のパイロット職では、「過労」が原因の事故であっても、人命に直結しますよね。

 

飲酒問題の件でも明らかになりましたが、基本、日本の企業って現場だけに負担が掛かる形になってますよね。爆

今の日本の航空業界は、心を壊してしまう人が量産されかねない。

個人の責任とか、そういう問題では無いです。

そういう状況にしている組織が悪いですよね。

 

でも、現実問題、壊れた心を持つ人が操縦する飛行機は、安全では無いです。

そんなの小学生でも分かります。

てか過去に実際羽田でそういう事故起きてるじゃん。

 

だから現場の心を壊すような「根本的な問題点を改善するべき」なんですよ、まぁ当たり前ですが。

 

でも、実情、その現場の叫びを「抑え込もうとするのが日本の企業」なので、であるならば、発信者の安全が守られる「匿名」に、さらにワンクッションを置くことで、問題点を外部から非難してもらうしかないのでは?

・・・という結論に至りました。爆

 

ちょっと勢いで書いている記事なので、消すかもしれません。

まとまり無くなりましたが、本当、組織怖いと思った次第です。

おしまい。

 

   

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