【CA受験】スクールってやっぱり通う必要ありますか?スクール出身の筆者がマジレスしますよ。

今日は最も多く寄せられる質問の一つにお答えしますね。

『スクール』についてです。

(‘ω’)ノ

CA受験において、よく耳にする『スクール』とは、航空業界に特化した知識を学べる、『専門学校』のことを指しています。

大学に通わず、その専門学校一本に絞って通学している学生にとっては、最終学歴に記載する、れっきとした『専門学校』で、大学に通いながらダブルスクールとして通っている学生にとっては『CA受験の予備校』というイメージですかね。
※中にはダブルスクールの学生のみを受け入れている学校もあるのかもしれませんが、ここでは省略させて頂きます。いずれにしろ、私の出す結論は同じです。

呼び方が違うだけで、やっていることは大体同じです。

 

受験生

スクールに通う必要はありますか?

 

という質問をされる方は、ほぼ100%すでに『大学』に通っているCA志望の学生さんで、改めて航空業界の予備校に通う必要があるのか?

という趣旨で質問をされています。

 

なのでこの記事では、彼女達にとっての『予備校』を、自身の『最終学歴』として選び、文字通り『専門学生』としてスクールに通っていた私が、個人的な見解でお答えしたいと思います。

 

CA受験にスクール(専門学校)は必要なのか?

 

大学に行く学力がない層→必須

その他の層→不要

 

 

単純明快ですね。

(‘ω’)ノ

 

まず、前者から理由を説明すると、CA受験の募集要項では、最終学歴が専門卒以上が条件であることがほとんどですので、単純に大学に行く学力がない方は、最低でも専門学校(スクール)に入学しないといけないのです。

 

でなければそもそも、CA選考を受けられません。

ですので、このタイプに選択の余地は無いということです。

 

・・・ちなみに私は、このタイプでした。ばーん

 

後者である、その他の方に関しては、行きたい大学、行ける大学があるのであれば、そこに行ってもらって大いに結構ですし、そこから更にスクール通う必要はありません。

時間とお金の無駄です。

 

私自身、ダブルスクールとして大学生を受け入れていた専門学校に通っていましたが…

そこで学んだ事で、CAの採用選考に役立った知識なんて、一つもありませんから。

 

専門学校(スクール)って、世間が思っているよりも結構大変で、大学生の方がよっぽど時間に余裕があるのでは?と確信するくらい、たっっっくさん勉強させられますし、毎日テストだったりプレゼンだったり、レポート提出だったりと、ものすっごく勉強量は多いですね。

ですが、それらは全て、驚くほど採用試験の実践的な『知識』とはかけ離れており、何一つ、見事に全て、役立たなかったんですよ。

もうね、ビックリです。

 

もう一度言いますね。

スクールで学ぶ知識は、CAの採用試験には、ほぼ役に立ちません。

 

例え仮に、万が一、役に立つものがあったとしても、それはスクールでなくても得られる知識であることが99.9%です。

時間の無駄だなー…と思う事が山ほどありますから。

 

せっかくなので、『無駄な時間の極み』の一例挙げましょうか。

本当によくあるんですが、例えば、モックアップ室での機内接客シュミレーション。

よく学校のパンフレットとかに堂々に載っちゃってる、アレです。笑

 

あれって、CA選考の何の役に立つんですかね?
わかる人教えてください。笑

 

はい。

あの実習授業は、キングオブ時間の無駄です。

 

よくもまぁ、思いつきましたよね。
モックアップ作るのだって高額でしょうに…

たまに、下手な子会社の訓練センターよりも、立派なモックを整備してる学校、本当ありますからね。笑

 

そもそも、CA業務というのは、入社してから嫌という程習いますから、わざわざ学生の頃にやらなくて良いんです。笑

私自身、なんてアホらしいんだと学生時代からドン引きしていましたので、単位を取れる最低限の日数を逆算して、限界日数まで授業には参加せず、図書館でTOEICの勉強をしていたか、もしくはアルバイトしていました。

( ^ω^ )

 

CAの採用試験に必要な知識って、本当に限られています。

そして、それらの知識は、いまやどこでも手に入ります。

 

あなたが今、大学に通っているのであれば、わざわざ高いお金を出して行くほど価値のあるものではないですね。
断言しますけど。

 

スクールのメリットを挙げるとすれば、ES添削をしてもらえる、面接練習が出来る、OB、OG訪問がラク。

くらい。

でもこれらは大学でも出来ますし、ES添削なんかは、今はオンラインでも出来ますよね。笑

私が通っていた頃は、まだ各社の過去質問や面接の特徴などがまとめられているサイトや、書籍などは存在しなかったので、OGの方々が、面接の内容を手書きで書き残していた膨大なデータ記録なんかは参考になりましたけど。

これだって、今やどこでも手に入りますしね。笑
本当、良い時代ですよ。笑

あと、就活に必須の自己分析や企業研究だって、結局自分で調べて行うことですし、見た目改善の努力に関しても、全部自分でやることですよね?笑

 

最終的には、CA受験って、やっぱり自分次第なんですよ。

 

ですから、本当にスクールは必要ないのです。

 

この記事にも書いてある通り、CA受験はある程度の条件を揃え、正しい努力をしてれば受かります。

CAは狭き門はウソ!?私がCA受験を全く難しいと思っていない理由

ということで!

CA受験のためのスクールは、大学生が通う必要は全くもって無いです。

そのお金と時間はTOEICのスコアアップとか、教材とか、勉強する時間とか、ダイエットのためのエステとか…

そういうものに投資した方が良いですよ。ほんと。

 

専門学校(スクール)には、全くもってメリットは無いのか?

…と、ここまで思いっきり、専門学校(スクール)に関して否定的な意見を述べましたが…

私自身が卒業生でもあるので、一応、フォローもしますね。笑

 

専門学校(スクール)には、メリットも実は結構あります。
※こんだけdisっといてなんだよ、とか言われそうですが(笑)

 

既に大学に通ってる人にとっては、新たにお金と時間を投資して通う必要は無い場所、というだけで、CAになる事を決めている高校生以下の方には、むしろおすすめ出来るかな?というのが私の本音ですね。

 

以下に紹介する内容が、あなたにとってとても価値があり、絶対に手に入れたいものなのであれば、スクールへの入学も考えてみても良いかもしれません。

 

外資系航空会社のES添削・面接対策が無料で依頼できる

私の通っていた専門学校だけだったのかは分かりませんが、専門学校で航空業界についての授業を担当する外国人講師は、航空業界出身の方がとても多いです。

外資系航空会社が第一志望であれば、まず最初の難関がESですよね。

彼らはそもそも、自身の経験から航空業界に詳しいことと、ネイティブなので、航空業界の採用に好まれる内容を、正しい英語で仕上げてくれます。

また、専門学校で講師として採用されている外国人講師は、非常に熱血型が多く(笑)、就活に関しては、受験生と本気で向き合い、かなり時間をかけて添削、面接対策してくれます。

ここに限っては、専門学校の外国人講師ほど、頼りになる存在は居ないでしょう。

これね、私もものすごく感動したのですが、卒業して社会人になってからも、転職のたびに『卒業生』ということで、無料でまた受験対策してくれる方も多いんですよね。

私も、私の同期も、同級生もみんな、社会人5年目とかに転職活動の為に、専門学校に出戻り、面接対策とかしてもらいましたからねー。

ここだけは確かに、大学よりもアットホームだと思いますね。

ただ、私は大学に通ったことがないので、大学にも航空業界に詳しい、熱血外国人講師が在籍しているのであればその限りではないですが……

 

 

新卒で不合格でも既卒受験の相談が無料でできる

まず大前提ですが、専門学校(スクール)に『全員新卒でCAを内定させる』という方針で運営している学校は、ほぼ存在しません。

 

(‘ω’)ノ

 

もちろん、こんな学校側の本音は大々的に宣伝しないでしょうし、実際に生徒が運良く新卒で内定してくれたら、学校にとっては『宣伝』という意味では、メリットなのは間違いないのですが…

 

専門学校(スクール)の日本人講師(エアラインコースは特に)は、ほぼ全員、航空会社出身です。ほとんどが、元CA。

 

・・・ということは、CAの採用試験がそんなに簡単ではないことは、その辺の大学の先生よりかは全然詳しいはずですね。笑

 

当サイトでも何度も何度も繰り返し言っていますが、

CA受験には期限がなく、既卒受験で狙い続けることができる

のです。

 

専門学校(スクール)は、その既卒受験も含めてフォローすることを前提で、生徒を募集しています。

 

前にも言いましたが、CA志望の学生さんは、新卒で大手に内定することだけがゴールだと思いがちですが…

CA業界は、その常識が全く通用しない業界なんです。本当に。

 

そしてそこを、専門学校(スクール)側も、十分よーーーく理解しています。

ですから、専門学校(スクール)の運営方針として非常に多いのが、卒業後の既卒受験のフォローも含めた指導なんですね。

 

専門学校(スクール)
もし新卒受験で失敗しても、将来的には全員CAになれるような指導をし続けますよ。
専門学校(スクール)
もしあなた方が望むなら、卒業後も何度だって通ってもらって結構ですよ。ES添削、面接練習、いくらでもフォローしますよ。いくらでも時間を使ってあげますよ。タダで。
専門学校(スクール)
だからいつか、あなたがどこかの航空会社にCAとして内定したら、パンフレットに結果として載せること、許可してね♡

 

これがデフォルト。

多分どこの学校も、こういう方針をとっているはずです。

そうでないなら、その学校は詐欺に近いですよ。笑

 

上にも書きましたが、専門学校(スクール)というのは、そもそも航空業界出身の方が講師に多いですし、新卒で運良くポンポン内定を取れる人が多くはないことは、よく分かっています。

その上で、『絶対合格させてやる』と上から目線で語っている以上、間違いなく、卒業後でも、『既卒受験生の当学校生徒』として、親身になってフォローしてくれます。

尊敬出来る講師、信頼できる先生がいるのであれば(学校見学とかで見極めてください)、この利点は結構大きいのかな、と思いますね。

 

2年で卒業できる。

単純に、学校のカリキュラム自体が2年である事が多いからですね。

これは大したことのないように思えますが、実際、現場(フライト)での2年の経験の差は大きく、官僚などのような、学歴が収入に直結する職種ではないので、わりと大きなメリットだと、私は思っています。
※まぁ、採用試験では落ち着いていたり、大人っぽい方が好まれる傾向が無きにしも非ずなので、若けりゃ良いってものでもないんですけどね。
CA受験のコツを習得している人にとっては、『若さ』という、そのアドバンテージを最大限に活用出来るでしょう。

私は学生時代、間に半年休学して留学しましたから、一年半しか学校には通っていないんですけど、普通は2年通って卒業、というカリキュラムでしょう。
※3年制で、間に留学制度(サンドイッチ留学)を設けている学校もあります。

その後、新卒でCAになりましたから、独り立ちで空を飛んだのが、20歳の時です。

 

周りは全員二つ以上年上だったので、会社でも最年少CAでした。
なんか、一人だけ飛び級してる感を感じられましたね。笑

全然意味無いんですけど。

 

また、若くして社会人になるということなので、例え新卒でCAになれなかったとしても、単純に既卒で再受験に挑戦する機会が、同年代よりも2年分多くなります。

 

客室乗務員以外の職種には、全くもって興味がない、という方にとっては、確かに大学に行くよりも専門学校の方がショートカットにはなるかと思いますね。

 

ただし、だからと言って専門学校で習う授業の内容では、簡単に内定することもありません。

また、専門学校だからといって合格率が上がるわけでも全くないので(不利かと言われればそうでもないと思います。結局本人の魅力次第ですから)、もちろん自分でCA受験対策はする必要がありますけど。

 

4年間を長いと思うか、そうではないか、大卒資格は持っておきたいのか、そこには拘りがないのか、という、個人の価値観だと思います。

 

なお、外資系の航空会社だと、専門卒というカテゴリーが無いために、就労ビザが下りず、最低でも短大卒を条件にしている会社も結構あります。そのために、専門学校側では、同時に短大の卒業資格を取得できる通信制のコースを用意していることが多いので、外資系に興味のある方はこの辺もきちんと調べてください。

 

CA以外の航空業界の仕事に興味があるなら、専門学校は強い

これは間違いないでしょう。

グランドスタッフ、ハンドリング、貨物、整備士(私が入る予定だったコース…)などなどなどなど。

 

専門学校(スクール)は、CA採用試験には全く役に立たないというだけで、その他の職種に関しては、専門学生の方が有利になることもあります。

必要な専門知識、資格を勉強することができますし。

 

グランドスタッフなんかはそれが顕著です。

各社のチェックインカウンターで使う端末等も、学生時代に資格取得出来ますから(私も資格取らされました)、現場では即戦力になるでしょう(まぁ200%の確率で、怖いOJTを乗り越える必要もありますけど)

また、空港コードの2レター、3レター(HND NRTとか)なども学生時代に国内海外、全部覚えさせられることが多いので、その点でも有利ですね。

 

 

TOEIC特化コースがあれば、2年間でスコアを飛躍的に伸ばせる

これはダブルスクールで受け入れているのかはよくわかりませんが、専門学校によっては、エアラインコースだけではなく、『TOEICコース』が存在することもあります。

 

文字通り、TOEICやTOEFLの事ばっかり勉強しますので、CA受験一本に絞っており、現段階で大学に行く学力がない学生にとっては、最もおススメな選択です。

 

エアラインコースには、先述した『キングオブ時間の無駄』のオンパレードで、無駄に労力を要する、大量の授業が待ち受けていますが、TOEICコースであれば、本当、TOEICの事しか考えなくて良いですし、TOEICは事実、慣れだけでもスコアが上がるテストですから、ちゃんとまじめに2年間通えば、600点など容易に達成できるでしょう。

 

CA受験の対策は自分で行なって、シレッと選考試験にエントリーすればいいだけの話です。

 

大学の無駄な2年をカットし、エアラインコースの無駄な授業をカットし、昨今の採用条件として必須項目になりつつあるTOEICのことだけ考えて2年間集中する環境は、まさにエコ!!

 

 

現存する「CA受験に特化した進路」の中で、最も合理的な選択肢でしょう。

 

 

同じ志を持った仲間が増える

同級生のほとんどが航空業界に携わっているのは、専門学校(スクール)の学生ならではのあるあるです。

私も専門時代の親友たちは、全員航空業界で働いており、既卒でCAになった同級生も、20人以上います。

また、GSもめちゃくちゃ多いので、羽田か成田に行けば、どこかしらのターミナルで、誰かしら知り合いに遭遇します。

これは個人的にとても嬉しいことですね。

専門学校の醍醐味とも言えるでしょう。

また、この業界は『現場』の仕事であればあるほど、シフト勤務ですので、土日休みではなくても、平日に友達とオフを合わせやすいです。

他業種で働いている友達とは土日にしか出かけられないことも多いですからねー。そういう意味では、専門学校で良かったなと思います。

 

 

まとめ

長くなってしまいましたが、いかがでしたか?

基本的に、予備校感覚でスクールを検討している大学生であれば、即答で『必要ないよ』と答えますが、現在高校生以下の方で、CAになる事だけは決めている、という意思の固い方に関しては、50/50ですね。

事実、CAは離職率も高い業界ですし、高校生では、客室乗務員の黒い部分は想像できていないことがほとんどでしょう。

憧れだけで入社する方が最も躓きやすいですし、万が一、致命的に職務内容が合わなかった時に、専門学校卒、という肩書きがどう響くか、という点は懸念点だと思います。

いずれにしても、私自身が専門学校卒なので、悪い点だけではなく、良かった点もまとめておきました。

個人的には、一年留年して、良い大学に行く、という選択ではなく、専門学校を選んで2年早く社会人になる、という選択をしたのは、正解だったと思っています。

参考にしていただければと。